カンボジアでの水難事故防止プロジェクトについて、東商新聞2024年12月20日号で紹介されました。
多くの企業が日本の人口減少による市場縮小という課題に直面している中、Swimmyも「日本の優れた水泳指導技術を、アジアの成長市場で展開できないか」と検討、実行しています。
市場開拓への挑戦
最初のターゲットとして選んだシンガポールでは、市場の成熟化と競合の多さから事業進出を断念。その後の調査で、カンボジアでは毎日6人もの子どもたちが水難事故で命を落としているという衝撃的な事実を知り、当社の技術で貢献できる可能性を見出しました。
カンボジアプロジェクトの始動
東京商工会議所の支援のもと、プノンペンのグンゼスポーツ株式会社、シェムリアップのSurvival Swim Clubと協力体制を構築。日本ライフセービング協会の協力、日本水難救済会の後援を得て、ウォーターセーフティー水泳イベントを開催。さらに、外務省による日本カンボジア友好70周年事業としても認定されました。
現地での課題
現地での活動を通じて、以下のような課題が明らかになりました。これは完全に現地に行かなければ理解できなかったことです。
習い事が土日に集中する生活様式
若年層中心の人口構成による事業展開の制限
水泳教育の優先度の低さ
雨季による活動制限
今後の展望
日本のサービス品質、特に教育分野でのノウハウは、アジアの成長市場で大きな可能性を秘めています。今後もビジネスの成長と社会課題の解決の両立を目指し、クアラルンプールやジャカルタへの進出を模索していきます。
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